転職した新しい職場での挨拶・自己紹介・心構えは?
デザイナー・クリエイターとして転職先が決定し、一安心しても、転職先の職場に上手に馴染めるか不安な方も多いと思います。基本的には新しい職場の雰囲気や人間関係は各企業によって様々です。初日は特に緊張するかと思いますが、採用担当者を初め、職場の先輩達は初日だから無理な業務は与えないはずです。まずは、職場の方々と信頼関係を築く為の第一歩として挨拶・自己紹介をキチンとし、顔と名前を覚えてもらいましょう。
自己紹介・挨拶のポイント
以下の三つを意識して、挨拶・自己紹介を行って下さい。大勢の前で挨拶する事になると思いますが、新しい職場は基本的には歓迎されるはずです。毎日顔を合わせて働くので先輩達も興味もって聞いています。長所を無理矢理伝えるのではなく、丁寧に簡潔に自己紹介・挨拶をして下さい。
三つのポイント!
- 表情を柔らかく
- 元気よく
- ゆっくりと(はっきりと)
自己紹介の流れ
自己紹介はお辞儀から始まり、お辞儀で終わる事が基本です。挨拶も初めの挨拶と、締めの挨拶の2つがあります。この基本を守りながら自己紹介を行って下さい。
(1)深くお辞儀をする
15~30度くらいのお辞儀を少し長めに。
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(2)はっきりした口調で挨拶し名前を名乗る
「初めまして。○○と申します。」「本日からお世話になります、○○と申します。」
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(3)自己紹介
あなたの売りや、ちょっとしたエピソード(趣味・出身地・年齢等)を手短に話します。難しい方は「前職はデザイナーとして約3年勤務していました。」等、簡単な前職のプロフィール紹介でも結構です。
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(4)締めの挨拶
「宜しくお願いいたします。」
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(5)深くお辞儀をする
自己紹介の具体例
無理して笑顔を見せる必要はありませんが、できるだけ表情を柔らかく、丁寧にゆっくりと話して下さい。
「今日からお世話になります、○○と申します。ご迷惑をおかけすることが多々あるとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。」
新しい職場での心構え
デザイン業界・クリエイティブ業界の会社は会社独自のハウスルールを持っています。転職したら新しい会社の独自のハウスルールが最初は絶対です。以前勤めた会社のルールは通用しません。必ず、入社後は常に謙虚な態度で、前職や以前の職場と比較しないで、新しい会社のルール・雰囲気に馴染めるように努力しましょう。
職場の先輩達も同じ気持ちです
職場の先輩達はあなたが、どんな性格なのか?仲良くできるか?あなたと同様、若干の不安と緊張感を持っている方が大多数です。あまり緊張せず、謙虚になりすぎず、次の4つのポイントを意識しコミュニケーションを重ね信頼関係を築いていって下さい。
新しい職場での4つのポイント!
- ランチや飲み会には極力参加する
- 自分の意志や以前の職場のルールを押し付けない
- メモを取る
- 分からない事は必ず質問する
社会人としてこの4つのポイントを可能な限り実践した方が信頼関係の構築や、将来的な評価に繋がる可能性が高まります。プロのデザイナー・クリエイターといっても、やはり基本は一人の社会人。人と人が顔を毎日あわあせて働く職場ではコミュニケーションスキル・人間性が重要視されます。
ランチや飲み会には極力参加する
職場でのランチや飲み会はコミュニケーションを取るにあたってとても重要な事です。特に初日は先輩達とランチをご一緒する機会が用意する企業が多いので、お弁当派の方も初日は会社のルールに馴染むためその心づもりで出勤して下さい。
自分のやり方や以前の職場のルールを押し付けない
新しい職場では先輩達と信頼関係を築くまでは「自分のやり方」や「以前の職場は○○だったから」と自分だけの経験や常識に基づく事を主張するのは我慢しましょう。これは新しい職場で信頼関係が築けた後の話です。自分の経験のやり方や前の職場のルールの押しつけは、協調性の無い新人が入ってきたとマイナスの評価に繋がりますので気をつけて下さい。
メモを取る
新しい業務、新しい環境・新しいルールに慣れる為に最初の数ヶ月は覚える事が沢山あるはずです。可能な限りメモをとりましょう。メモを取る姿勢はやる気の現れだと、プラスの評価に繋がります。
分からない事は必ず質問する
新しい職場では、先輩から業務内容や会社のルールについて、様々な説明をうけるはずです。仕事はもちろんの事、勤務先の鍵の管理方法、備品の管理方法、タイムカードのルール等、ありとあらゆる様々な事に関して説明を受けます。分からない事がでてきたら必ず先輩に質問をして解決して下さい。分からないまま、あやふやなままにしておくと、マイナスの評価に繋がる可能性があります。
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