人見知りなのですが、面接時不安になります。
人見知りは人間の自然な感情です。
採用活動の際、デザイナー・クリエイター職においてコミュニケーション能力は採用担当者は重要視して面接を行っています。人見知りを自覚している方は面接時、緊張に悩んだり、何を話せば良いか分からず不安になるケースが多いと思います。しかし人見知りの人でなくとも、多かれ、少なかれ、誰もが面接時、緊張したり不安になったりするものです。人見知りを克服するのではなく、本来人間が自然と覚える感情だという事を忘れず、うまく面接を乗り気る方法を自分なりに習得していきましょう。
人見知りとは?
そもそも人見知りとは、赤ちゃんや子供が、他人に対して恥ずかしがったり、恐れたりする事を言ってました。人間が、赤ちゃんの時から持っている感情の動きの一つで、「人見知り」は通常、生後6ヶ月〜12ヶ月の間から始まると言われています。人見知りは赤ちゃんの心が健康的に成長している証でもあり、他人に「近づきたい気持ち(友愛)」と「怖いと感じる気持ち(恐怖)」が葛藤することで起こる現象です。しかし最近は、「コミュニケーションが苦手」な大人に対しても使うようになりました。
短所ではなく長所として考えましょう。
人見知りは短所として考えられる事が多いですが、「人見知り」は基本的には短所ではありません。
面接や転職活動時においては長所として捉えてポジティブな視点で行動して下さい。
「人は誰しも、新しく出会った人とは慎重になり、近づくには少し時間がかかる事がありますが、基本的には人と係わり信頼関係を築く事が好き。」だという事を忘れないでください。これは大人も子供も皆同じです。
先に説明した通り人間が生後6ヶ月から持っている本能的な感情のメカニズムです。
それでは人見知りを自覚している方が面接をいかにのりこえるかは、以下がポイントです!
人見知りの方の面接攻略のポイント
面接時の緊張から声が小さくなったり、会話の語尾がなんとなくモゴモゴしたりするのは、採用担当者に「この人、相当自分に自信が無いのでは?」とマイナスの印象を与えてしまいます。いきなり面接で流暢に話せるようになるのは困難な事ですがから、以下のポイントを意識して下さい。
声の大きさ、歯切れの良さに注意するのがポイントです。
声の大きさはある一定量キープしたり、歯切れ良く話す技術は「人見知り」とは関係なく意識的に行う事で習得できる技術です。内容よりもまず「声の大きさ、言葉尻の歯切れの良さ」を意識して面接に臨んで下さい。
自信を持つ事がポイントです。
人見知りだから。。とネガティブに考えるより、人見知りだからこそ、以下の長所・能力があると考えるようにしましょう。
人見知りの長所・能力
- しっかりとした警戒心がある
- 他人への気配りができる
- しっかり信頼される
しっかりとした警戒心がある
そもそも、初対面の人に少しの警戒心もなく、全てオープンにする人は逆に信頼できないという印象を与える事もあります。人見知りしないからといって、全てにおいて距離を近づけすぎると「馴れ馴れしいな」とネガティブな印象を与えかねません。人見知りだから、こそ相手に適切な距離を持って、しっかりとした人間関係を構築できると考える事がポイントです。
他人への気配りができる
人見知りの人は考え過ぎて、言葉を相当選ぶ傾向があります。相手に不快感を与えたくない、失礼な言動を控えたいという謙虚な気持ちから、言葉数が減ったりする傾向もあります。しかしその言葉を選ぶ能力は相手への配慮であり、社会人としてしっかり他人へ気配りができる能力であり、それによって、信頼関係を築く事ができます。人見知りする人は、信頼関係を築けず、人から好かれないという事ではないのです。面接時はそこを意識して、言葉を選ぶ能力が高い事は自信を持って臨んでください。
しっかり信頼される
デザイナー・クリエイター職としての業務はクライアントとの打ち合わせ、折衝も業務の一部です。そこでは、最低限のコミュニケーション能力を必要とされます。上記の「馴れ馴れしいという印象を与えずに適切な距離も持って」「相手への失礼のない言動」という能力は、社会人としてクライアントと信頼関係を築く為に必要なスキルです。
面接官もそういったスキルやコミュニケーション能力を持っているかどうか?面接時の会話の中で見抜こうと真剣に判断しています。自己PRの中で「コミュケーション能力が高いです」と単に言葉で言っても面接官は言葉通りは信用しません。コミュケーション能力があるか?どうか?は全て面接時のあなたとの会話の中で見抜こうとします。人見知りの方はそういったスキルをすでに持っていると自分に自信をもって面接官と会話してください。
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