以前不採用になった企業に再び応募したいのですが。
不採用に至った時期と現在の自分を比較して、それをカバーできる自分の成長したポイント・新しい作品を丁寧にアピールできる方法を考えましょう。
一度、不採用の結果がでても、どうしても働きたい企業がある場合は、諦めずに応募する事は決して悪い印象に受け取られる事はありません。あたたの熱意やモチベーションの高さを企業の採用担当者、面接官は決してネガティブには捉えません。複数回の応募はポジティブな印象に繋がる可能性が高いです。
以前、不採用になった理由は様々です。偶然、同時期に応募した人があなたより企業の求める人材に近い人だった為、あなたが不採用に至った可能性もあります。
採用担当者は面接を行った人の中から、比較して採用の判断を行う事もあります。絶対的に求められるスキルや経験と、相対的に決定する採用基準2つが面接官や採用担当者の判断基準となっています。憧れの企業やデザイン事務所・制作会社がある場合は、諦めず応募し続ける事は将来の内定は繋がる可能性はあります。
ポイントは2つの判断基準
企業の採用担当者は、内定者を選別する為に2つの判断基準を設けています。1つは「絶対的な採用基準」。経験・スキル・資格等、就労後、業務を担当する際に問題が無いようある一定の基準を設定しています。2つめは相対的な採用基準。面接後、内定候補者を複数名決定し、その中の比較から採用基準を設ける場合がございます。絶対的な採用基準に満たない場合でも、他の相対的な採用基準で内定を勝ち取る可能性もございますので、諦めずに応募して下さい。
絶対的な採用基準
スキル・経験・資格等、採用活動にあたり企業は、絶対的な採用基準を設けています。こちらの条件に該当しな場合は不採用の確率が高まります。しかし、これらの条件全てをクリアしていない場合は、他の長所やスキル・経験・性格・コミュニケーション能力でカバーできる場合もございます。
絶対的な採用基準の具体例
- デザイナー・クリエイターとして実務経験●年以上
- Adobe Photoshop・Illustratorの基本的なスキル
- 業界に準じたデザインに関する基本的な知識
- デザイナー・クリエイターとしてプロになる為に●●を学んだ経験
相対的な採用基準
上記の絶対的な採用基準以外に、応募者を複数比較して生じる「相対的な採用基準」もございます。企業は応募者の中から、内定候補者を複数名決定し、その比較から内定者を決定する場合がございます。
相対的な採用基準の具体例
- 同じ様なスキル・経験を持っている応募者を比較して、面接時にモチベーションが高いと感じた方を採用
- 同じ様なスキル・経験を持っている応募者を比較して、その企業の社風に順応できそうな方を採用
- 内定候補者の中から比較して、モチベーションが一番高い方を採用
- 人材育成に力を入れている企業は、デザイナー・クリエイターとして一番成長の可能性が高い方を採用
内定へのポイントは?
2度目以降の応募の際は、前回と同じ書類やポートフォリオではなく、新しく成長したポイントをうまく訴求しながら、新しい「履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ」を作成して応募して下さい。履歴書に添付する写真も必ず新しく撮影して下さい。
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