Webデザイナーに必要な資格とは?
Webデザイナーは資格や免許が必要ない職業です。転職活動時は何よりもポートフォリオによる過去の制作物による実績が重要視されます。その次にWebデザイナーとして持っているスキル「HTML5・CSSによるコーディングスキル、JavaScript・jQueey等のプログラミングスキル・Wordpress等のCMSに関する知識とスキル」等、Webデザインのスキル以外にも、他に技術を求められる事が特徴です。美大・芸大・美術系専門学校卒業の方は学校である程度の知識とスキルを身につけていますので、資格を保有していなくても転職活動時に評価される事となります。またWeb業界の流行の流れや変化は早い為、Web業界のトレンドに興味を持っているかどうかも問われます。これらの実情を踏まえWeb業界未経験者でWeb系の専門スクールや美大・芸大・美術系専門学校を卒業されていない方は下記の資格を参考にして下さい。
未経験者がWebデザイナーへ転職する為の資格とは?
Web系の専門スクールや美大・芸大・美術系専門学校を卒業していない、未経験者がWebデザイナーになるにあたって、持ってたら評価される資格もございます。資格があるからWebデザイナーとして採用が約束されるわけでは無いですが、転職・就職活動時にプラスの要因として評価されます。もちろん資格試験の為に勉強する事はあなたの知識・スキルの向上に繋がりますので、是非、検討してみて下さい。
HTML5プロフェッショナル認定資格
HTML5は、現在Web業界において、HTML言語の中核となる仕様で、HTMLの技術標準となっています。
又、iPhone・iPad・Apple Watchに採用されているApple社の「iOS」、Google社の「Android」、Microsoft社の「Windows」等のOSや、ディスプレイの解像度などに依存しないでアプリケーションを開発・実行することが可能なので、スマートフォンアプリ、タブレットPC、スマートテレビ、車載情報システムなど、マルチメディア対応のWebデザイン・ウェブサイトの構築の為には欠かせないHTML技術となっています。当然、WebデザイナーとしてHTLM5の知識と技術の習得を証明する、HTML5プロフェッショナル認定資格は転職活動時には有利に進める資格となります。
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイターに必要とされる、Webデザイン知識や、HTML5・CSSによるコーディング能力の認定試験。現役のWebクリエイター、Webデザイナー、コーダー、マークアップエンジニア、Webディレクター、Webプログラマー等、又、学校・教育機関で学習されている方など、Web業界に関わる全ての方を対象としています。レスポンシブWebデザインの対応、HTML5のマークアップ、マルチブラウザー対応迄、現在Web業界のスタンダードな技術を学べますので、初心者の方はこちらを受験する事もお勧めです。
アドビ認定エキスパート(ACE)
Web業界で標準的に使用されている、アプリケーションンソフト「Dreamweaver・Fireworks・Photoshop・Illustrator」を開発・販売しているアドビ認定エキスパート(ACE)。アドビソフトウェア製品に関して専門的な知識と技能を持つことを証明する資格です。Dreamweaver・Fireworks・Photoshop・Illustratorに関する知識の証明になりますので自信が無い方は資格取得を目標に勉強して下さい。
資格よりもWebデザイナーとしてのセンスが求められます
忘れてはならない事は、Web業界未経験者の方は資格を持っていないよりは、持っている方が転職・就職活動時に評価される可能性が上がりますが、必ずしも必要ではございません。Web業界の技術のトレンドの変化は早いのも特徴ですので、Webデザイナーとして最初にWebデザインのスキル・センスを磨きながら、同時に上記の知識・技術の習得に励んでいく事がポイントです。
参考URL
- HTML5プロフェッショナル認定資格:http://html5exam.jp/
- Webクリエイター能力認定試験:http://www.sikaku.gr.jp/web/wc/
- アドビ認定エキスパート(ACE):http://www.adobe.com/jp/support/certification/ace.html
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