Webデザイナーへ初めて転職する為の基礎知識
未経験者がWebデザイナーに転職する為に役に立つ基本的な知識をここでは紹介していきます。他の業界からWeb業界へ転職を検討している方や、これから美大や専門学校、社会人向けのスクールに通う方には最低限知っておいて欲しい常識を紹介します。
「ポートフォリオ」の完成から転職・就職活動が始まります
他の業界から、社会人未経験の方が新しく就職活動をする際はポートフォリオが一番重要です。Web業界への就職・転職に向けて新しく知識・スキルを学び始める方も大勢いらっしゃると思いますが、全ての目標はポートフォリオの制作になります。
その理由は採用担当者は応募者の提出する「ポートフォリオの完成度」を採用基準の大きな柱としているからです。デザイナーとして働くには「業界の知識・専門的なスキル・センス」の3つが採用担当者の基準をクリアしないとなかなか面接まで辿り着くことは難しいです。もちろんプロのデザイナーの方と同等の完成度のポートフォリオを制作する事は困難なのは採用担当者・面接官は理解していますが、クオリティは高くなくても、ポートフォリオをつくれない方は面接までは辿りつけないと考えていても間違いはありません。
ポートフォリオの次に、どのような事項をチェックされるか見て行きましょう。
採用担当者が意外と真剣にチェックしている項目!
Webデザイナー職の求人広告には「Adobe Photoshop・Fireworks」でデザインできる方と「求めるスキル」の欄に掲載されている事がほとんどですので、こちらは必ず転職活動を始めるまでには基本的な知識とスキルは習得している必要があります。
求人広告には掲載されていませんが、下記の3つの項目は採用担当者は真剣にチェックしている事項です。未経験者の方は特に即戦力として採用されるより、将来プロのWebデザイナーとして成長できるか、その可能性を判断したいからです。
- パソコンの操作に関する基本的な知識
- スマートフォン・タブレットPC等への最新機器(ガジェット)への知識
- SNS(Twitter・facebook・Instagram等)・Webサービス(Youtube)等の知識と経験
パソコンの操作に関する基本的な知識
Web業界はMAC・WINDOWS OSのPC両方で仕事をする環境の企業が増えています。最低限使用できる知識は身につけて下さい。デザインの仕事では文字を打つ作業もありますので、タイピングもある程度の早さまでは求められます。
スマートフォン・タブレットPCを持っているか?
未経験者の場合は、採用担当者はどの位真剣にWeb業界について興味を持ち、学んでいるかを面接時に判断します。特にスマートフォン・タブレットPCでのデザインの見え方の差をどの位理解できているか?Web業界ではエンドユーザーの閲覧環境が変化し続けています。デザイナーとして画面フォーマットが変わる事でデザインの作業にどのような影響があるか?理解し知識として身につけておきましょう。
SNS・Webサービスの利用経験からの分析
プロとして、積極的に日常生活の中でもSNS(Twitter・facebook・Instagram等)・Webサービス(Youtube)等のインターネットサービスを使用しているか?採用担当者は一つの判断基準として設けています。ただ、デザイン・コーディングのスキルがあるからといって、プロのデザイナーとしては認めてもらえません。Web業界の流行や、エンドユーザーの現状や気持ちを理解している素養があるからこそ、未経験者の方でも将来性を買われて内定を頂く場合も多いです。
ここに紹介した事はあくまでも基本的な事項ですので、Webデザイナーへ初めて転職する方は必ず覚えておいて下さい。転職活動成功への第一歩です。
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