グラフィックデザイナーの悩みとは?
業界の特色でもある残業時間・拘束時間が長い。土日出勤・徹夜も当然のようにある会社もある。等々、厳しい労働環境・条件で働いているグラフィックデザイナーの方も大勢います。でもそれを越える「やりがい」「喜び」があるからこそ、グラフィックデザイナーの仕事が好きな方もいます。未経験者の方は、一般的なグラフィックデザイナーの悩みを理解して、本当に自分がグラフィックデザイナーに転職していいのか考えてみて下さい。
悩みは尽きない体力・強い気持が必要な仕事
拘束時間が長く、徹夜もチラホラ。体力が必要です!
印刷データを入稿する直前の日や、仕事が忙しい日は、徹夜・残業が当然のようにあったりします。他の業界の同期の友人は定時で上がり、プライベートを満喫する人生をおくる人もいます。そういう人生を送りたいと思ったあなたは、デザイナーへ転職する事をもう一度考え直した方が良いかもしれません。
視力が低下する
デザインを行う上で、モニターに向かう時間が長いので、視力が低下する人が大勢います。デザイナーになる前は1.5あった視力も今では0.1といったように、眼には厳しいお仕事です。
給与が上がりにくい
業界の相場が固定され、拘束時間が長い割には低賃金となっています。デザイナー職は、基本的には残業代を支給しない企業が多いです。デザインという業務の特色で、時間に対して対価を支払うという考えを持った企業は少ないです。給与を上げる為にはアートディレクター・プロデューサー・企画等の他の職種にステップアップしていくもの一つの手段です。
クライアント都合の修正回数が多いケース
クライアントによっては提案したデザインに対して細かな修正指示を行うケースもあります。プロのデザイナーとして修正に対しては応える必要がありますが、あまりにも回数が多かったり、予算に適切でない修正の依頼も発生します。修正追加費用を払ってもらえるクライアントの場合は問題ないのですが、予算が決定してた場合は現場のデザイナーが苦労する事になります。
アイデアが出ない時は精神的に厳しい
仕事と日常生活のバランスを取るのが難しいのは職業的には仕方がない部分もありますが、アイデアが出ない時は、家に帰る途中も、帰宅後も仕事の事が頭から離れないことがあります。気分転換を上手くできる方は大丈夫なんですが、性格によっては厳しい仕事かもしれません。
それでも、やりがいや喜びを感じる仕事
このように、結構厳しい労働環境の企業もあるのがデザインのお仕事の現実。それでも、この仕事が好きだから・楽しいからといって、グラフィックデザイナーを辞めない方も大勢います。大変な仕事だからこそ、お客様に喜んで頂けた時の瞬間は、人一倍感じるのではないでしょうか?未経験者の方は是非、慎重に考えてから、転職活動を行って下さい。
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