グラフィックデザイナーに必要な資格
グラフィックデザイナーは資格や免許が必要ない職業です。何よりもポートフォリオによる過去の制作物による実績が重要視されます。美大・芸大・美術系専門学校卒業の方は学校である程度の知識とスキルを身につけていますので、資格を保有していなくても転職活動時、学歴と在学中に作成したポートフォリオが就職活動の際に評価される事となります。業界未経験者で美大・芸大・美術系専門学校を卒業されていない方は下記の資格を参考にして下さい。
未経験者がグラフィックデザイナーへ転職する為の資格とは?
美大・芸大・美術系専門学校を卒業されていない、未経験者がグラフィックデザイナーになるにあたって、持ってたら評価される資格もございます。資格があるからグラフィックデザイナーとして採用が約束されるわけでは無いですが、転職・就職活動時にプラスの要因として評価されます。もちろん資格試験の為に勉強する事はあなたの知識・スキルの向上に繋がりますので、検討してみて下さい。
アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパート(ACE)は、アドビソフトウェア製品に関して専門的な知識と技能を持つことを証明する資格です。Photoshop・Illustrator・InDesignに関する知識の証明になります。
色彩検定
1995年度より文部科学省認定、2006年度からは同省後援の『技能検定』となった色彩検定。インテリアデザイン、ファッション、グラフィックデザイン等のデザイナー職の人たちも取得している資格です。1級から3級までありますが、色彩に関して自信が無い方、センスを磨く為に必要な基本的な知識を習得したい方は最低でも3級の取得を目指して下さい。
DTPエキスパート認証試験
公益社団法人 日本印刷技術協会(JAGAT)による「よい印刷物」の提供を前提に、「Desktop Publishing」に関連する業務を一貫して管理するための総合知識を有する「印刷メディア設計のスーパーバイザー」を認証する制度です。DTPに関する知識および技術の向上のほか、デザイン業界内で立場の異なる人が、共通の基準(言語)を持っていただくことを目的としていて、業界未経験者にとっても役に立つ認証試験となっています。
資格は絶対必要か?
業界未経験者の方は資格を持っていないよりは、持っている方が転職・就職活動時に評価される可能性が上がりますが、必ずしも必要ではございません。あくまでも採用担当者による評価は、ポートフォリオが中心となります。ジョブステージに求人広告を掲載している企業のほとんどが、上記の資格を必ず求める事ではないので、あくまでも基本的な知識やスキルの習得の過程として資格を取得する事がお勧めです。
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