今さら聞けない旬のデザイン「マテリアルデザイン」
今さら聞けない旬のデザイン「マテリアルデザイン」
スマートフォンやタブレットの急速な普及が続く中、ウェアラブル端末も進化を遂げています。そんな中、Webデザインに関しても変化しつつあり、一時期、爆発的な流行を見せた「フラットデザイン」や、それをさらに発展させた「マテリアルデザイン」は近年のトレンドです。
フラットデザインとマテリアルデザインの違い
フラットデザインとマテリアルデザインは見た目が似ているため混同しやすいデザインですが、この2つはそもそも考え方が異なります。
「フラットデザイン」は言葉の通り、ボタンやアイコン類を平面的(フラット)にしています。グラデーションやテクスチャーなどを使った立体感や質感のあるスタイルを取り除き、最小限の情報を伝えるシンプルな表現が特徴です。Windows8のUIで注目を集めて以来、様々なWebサイトで使用されています。
一方、「マテリアルデザイン」は、光源や影、奥行き感など現実的な考え方使ってボタンやアイコンなどを、よりマテリアル(物質的)な見せ方をしています。これにより要素のシンプルさなど「フラットデザイン」と共通する部分を持ちつつ、背景の一部なのかボタンなのか分かりづらかった、デザイン上の弱点を克服しています。
フラットデザインでは目先のことを考え、Webサイトのコンセプトを直感的にユーザーへ伝える意識が強いのに対し、マテリアルデザインでは未来のことを考え、誰もが利用できるユニークなデザインを追求する姿勢が強いといえます。
マテリアルデザインとは
2種類のデザインの考え方についてご紹介しましたが、将来性があるものとして多くの企業で導入されているのが「マテリアルデザイン」です。Google社が開発したデザイン基準で、幅広い世代の方々に受け入れられるよう、誰もが使えることを前提に設計されています。
また、マテリアルデザインは動きも重視しており、マウスオーバーや画面タッチなど、イベント時にアニメーションを効果的に使用しているため、ユーザーは、よりリアルで動きのあるデザインを楽しめます。
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