クリエイターに求められる英語力
Webクリエイターの基本スキルとしてHTMLやCSS、JavaScriptなどの記述やDreamweaver、Illustratorなどの使用経験などがあることは周知の通りです。
しかし、急速にグローバル化が進む昨今では英語力を求める企業も多く、就職、転職を考えているWebクリエイターにとっては意識すべきスキルの1つとなるでしょう。
必要となるのは読み書きできる力
Webサイト制作に使うHTMLやPHP、Javascriptなどのマークアップ言語やプログラミング言語は英単語をベースに作られていることもあり、Webクリエイターには、主に英語の読み書きのスキルが求められます。
スマートフォンの言語設定を英語にしたり、英語で書かれた本や漫画を読んだりして、普段から英語を使う環境を作ることもスキルアップの方法の1つです。発音の間違い、聞き間違いをする心配がなく、暗記で対応できるため比較的簡単にスキルを伸ばせる分野でもあります。
現在Webクリエイターとして働いていている方も、他業種からWebクリエイターへの転職を考えている方も英語力を身につけていることで活躍の場を広げられることでしょう。
ステップアップのチャンスを増やす“英語力”
クリエイターやデザイナーは流行に敏感であることを求められることも多いため、最新トレンドのチェックは欠かせません。しかし新しい技術やデザインは海外のIT関連サイトで公開されることがほとんどです。英語ができないと日本語に翻訳されるのを待つしかなく、待っている間にトレンドが過ぎてしまうことも考えられます。
日本語で検索しても出てこない情報が海外のサイトで見つかる可能性もあるため、英語は過去の情報を調べる場合にも役立ちます。英語力を身につけていることは、海外のトレンドをすぐに理解して使いこなすことができるばかりか、調べられる情報の量も増えるのです。
今後は多言語に対応するサイトの制作をすることも増えると考えられているので、そうなったときに高い英語力を身につけていると即戦力となれるでしょう。
現在、Webクリエイターを募集する求人情報では、応募条件として英会話ができることを必須としている企業も以前より増えてきています。外資系企業の場合は日常会話だけでなく、ビジネス会話まで話せるような高い英語力を求める企業もあります。
“英語力を身につけていることで”Webクリエイターとしてステップアップするきっかけがより多くなるのです。
今後、確実の求められるスキル
日本は人口減少の波に揺さぶられ、国内は外国人労働者、海外からの観光客。また、国内のマーケットは縮小傾向にあるので、確実に海外に進出する企業が増えていってます。デザイナー、クリエイターも英語力があったら、確実に優遇される時代がやってきます。
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