ブックデザイナーの仕事内容


ブックデザイナーの仕事内容とは?

ブックデザイナーの主な仕事内容は、本・書籍・小説・参考書・図鑑・作品集等の表紙やカバー・帯等のデザインがメインとなります。表紙には写真を使用するのか?イラストレーションを使用するのか?タイポグラフィでデザインするのか?表紙のデザインを決定した後、フォトグラファー・イラストレーター等のスタッフ選定からクオリティ・スケジュール管理等も手掛けます。

ブックデザイン・出版業界の現状

インターネットメディア・スマートフォンの普及により、出版業界は不況と言われる時代となりました。出版社はコスト削減の為、デザイン料を押さえる為に、社内に所属しているインハウスのブックデザイナーにデザインを任せるケースは多くなっています。会社として力を入れて販売したい書籍や、売れる事が分かっている書籍に関しては、書籍の内容に合わせて、デザイナーやデザイン事務所を探し、外の装丁家やブックデザイナーに外注し、ブックデザインにも力を入れる状況となっています。

主な仕事の内容

出版社に所属しているインハウスのデザイナーや、装丁を専門としているデザイン事務所や、フリーランスのブックデザイナー、雇用における立場は異なっても、仕事内容は共通しています。ブックデザインにおける仕事の内容は以下に分類できます。

  1. カバーのデザイン・紙の選定
  2. 表紙のデザイン・紙の選定
  3. 見返しのデザイン・紙の選定
  4. 扉のデザイン・紙の選定
  5. 中ページのデザイン・紙の選定
  6. 帯のデザイン・紙の選定
  7. 外箱のデザイン・紙の選定
  8. 製本方法(綴じ)の決定

カバーのデザイン・紙の選定

書店やインターネットのECサイトで売れる為のデザインが求められる傾向にあります。売れる為だけでなく、本の内容・コンセプトから出てくる関連性のあるデザインが必要です。

表紙のデザイン・紙の選定

日本の書籍は表紙の上からカバーをかけて書籍を販売する事が主流となっていますが、カバーを外した後に見える部分を表紙と呼び、そのデザインもブックデザイナーのお仕事となります。

見返しのデザイン・紙の選定

表表紙・裏表紙の裏に、紙を貼り合せる部分のデザインと紙の選定を行います。通常は本文用紙より厚手で丈夫な紙を使用する事が多いです。

扉のデザイン・紙の選定

書籍の最初のページです。書名や著者名、出版社名などを印刷し、カバーのデザインに合わせて扉のデザインを行ったりします。

中ページのデザイン・紙の選定

書籍の中身をデザインします。余白の決定や柱・ノンブル等のレイアウト・書体・組版の決定も行います。

帯のデザイン・紙の選定

帯のデザインも重要で書籍の売り上げに大きく影響を与えるものとなります。カバーの上からさらに帯をかけて書籍を店頭で目立たせたり、売るためのコピーを読んでもらう為のものです。

外箱のデザイン・紙の選定

外箱がある場合は外箱のデザインも行います。

製本方法(綴じ)の決定

仕事によっては、書籍を綴じる為の製本方法を決定します。製本方法は大きく上製本・並製本に分類され「針金綴じ・無線綴じ・糸綴じ」等、目的・予算に応じて仕様を決定します。

ブックデザイナーはクレジットに名前が掲載されます

グラフィックデザイナーの中でブックデザイナーの特徴は、必ず本の巻末にブックデザイン「○○ ○○」と名前(クレジット)が掲載される事です。


公開日:2015/10/13